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2006年08月12日

大好き!「Kaleidoscope」

デスクトップを季節感あるものにしたい!季節の変わり目のたびにそう思い、時には自分でそのためのアイコンを作ったりして楽しんでいる私ですが、特に夏になると、デスクトップを「夏仕様」にするのが楽しみです。海や花火の壁紙を使ったり、ゴミ箱を夏物(ほとんど自前のものです)にしたり。
そんなときのありがた〜いソフトが、Kaleidoscopeです。OS9以前のMacユーザには定番ですね。
ご存じない方のために説明しますと、このソフトをインストールした上で、ネット上で配布されているお気に入りのスキームを使うことで、がらりとデスクトップの雰囲気が変わってしまうというものです。
世界中の作者さんの手で多種多様なスキームが公開されているんですが、中にはとにかく凝っていてすばらしいものがあって、私もお気に入りをたくさん集めてしまいました。
Martha Royerさんという有名なスキーム作者さんの作品は特に精密で美しく、私のお気に入りです。
この方のスキームで夏にぴったりなのが、「Cape Cod」という作品です。青い海にヨットと雲のある風景が爽やか!

これ、ウインドウの横にヨットがありますが、これはカーソルなんですよ。ゴミ箱は港の風景画で、ゴミが入ると「灯台」が現れます。
あともう一つ好きなのが、「Front Porch」。地中海風の石造りが異国情緒があって、海の壁紙を使えばリゾート気分を味わえます♪

リアルな質感にはただただ驚き!です。
ほかに夏物では、システム全体が凍ったように変身する「Frosty」(Mitoさん作)や、ギリシャ神殿のような柱が美しい、白と青が基調の「Crete」(Yoshihiro "ROB-ROY" Murakawaさん作)などがお気に入りです。
また秋になったら、秋仕様のスキームを選ぶのが楽しみですね〜。MacOS9から離れられないのは、きっとこの楽しみがあるからです(笑)。

2006年08月08日

Seaside Folders

久々に『季節ものフォルダ』でのドットアイコンのリリースです。
今までいくつか「夏物」のフォルダを作ってきましたが、この夏デスクトップを外国の海の壁紙にした時に、使うフォルダがないことに気づきました。『日本の夏フォルダ』は日本の海にしか似合わないし(当たり前)、『Summer Blue Folders』はOSX用だし、『Summer Blue System』のフォルダはなんか素っ気ない(作ったのは誰だ)・・・もっと素朴な「海」のフォルダが欲しい、と思って作りました。多分国を選ばず使えます。一応、砂浜にいそうな生き物や貝殻をリサーチして作りました。もうちょっと早く作ってもよかったですね〜、今日はもう立秋ですよね(笑)。

給食アイコン作成裏話(2)

えー、前回からまた間があいてしまいました。
いやー、暑いですね。明日は台風が来るそうですが、いきなりなのでびっくりです。

さて、前回の続きで「パン」です。
アルマイト食器の時は単純に3色ですんだのですが、コッペパンやバターロールの場合はそうはいきません。
パンは上部に焼き色がついていて、下の方とは色が違います。ここでまず色の明暗をつけます。
そしてパンの上の方には「光」が当たっているので、ここでもさっきとは違う色で明暗をつける必要があります。
何が難しかったかというと、この「光」のグラデーションでした。
いつもは濃い色と薄い色の境目は、この2つの色を1点ずつ互い違いに置いてごまかしていたのですが、今回は、Windowsの液晶画面で確認したところ、全然ごまかせていなかったんです。
iMacの画面ではそんなに色の差が激しくないように見えた2つの色が、Windows+液晶画面では明暗がはっきり表示されていたんですね。ここがアイコンを作っていてめんどくさいところです・・・Windowsにもきれいに見えなくては意味がないですからね。でも確認できたことはよかったことです。
そこで互い違いに置くのはやめて、あえて境目をそのままに描いたところ、この方がいくらかましに表示されたのでほっとしました。本当はここでWindowsの256色を使えばグラデーションがきれいに出るのでしょうが、色が少なくてすむならそれに越したことはありません。
なんか、続けて技術的な話ばっかりになってしまいました。アイコン作成に興味のない方には面白くなかったかもしれませんね。ドットアイコンを描くのが好きなのでこういう話をするのも私は大好きなんですが、お読みになるみなさんにはどうなんでしょう。気になるところです。