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2008年02月29日

4年に一度の日

今日の日付はなんだか貴重な気がしたので、書き込みすることにしました。

明日から3月、もうすぐ春ですね~。
最近、季節感にあふれた新曲が出てこなくなったなと感じています。春に限らず、どの季節でもそうです。
歌詞に季節的なものが含まれているだけじゃだめなんですよね。メロディから、こう、匂いたつような季節感がないと。

ここからは私の記憶に残る春の曲をあげてみます。20年くらい前の話になります。
最近よく思い返すのが中山美穂の「色・ホワイトブレンド」です。この時代は、化粧品の新製品のために曲が作られるのがよくありましたね~。この曲のタイトルも新製品のキャッチコピーそのまんまで、これだけだと何のこっちゃという感じです。ほかにも「水のルージュ」とか「吐息でネット」とか。前置きが長くなりましたが、この曲の
♪明日が待ってるから 後ろはふりむかないわ・・・
のところがドラマティックで美しいと思います。

ほかには、高井麻巳子の「かげろう」。花びらのはずむようなメロディがとても素敵です。同時期に出たうしろゆびさされ組の「かしこ」も大好きです。にぎやかな調子の曲なのに歌詞が切なくて、間奏のあたりになると涙腺がゆるんできます。
あと、これはシングルのB面(!)なのでちょっとマイナーですが、南野陽子の「エイプリル・フール」という曲が好きです。エイプリル・フールに嘘でもいいからもう一度好きと言ってほしい、と願う女の子の歌です。メロディがのどかであったか~い春の雰囲気いっぱいで、切なくも心が満たされます。

季節感のある新曲を作る人がいないのなら、こういう昔の曲をたまにはかけてくれないかな、と思ってしまう今日この頃です。

2008年02月05日

Heart of Power Stone

新作『Heart of Power Stone』は、初めてWindowsVista対応を前提に作ったアイコンセットです。
Vistaのアイコン表示の最大サイズが256*256ピクセルだと知ったときは、「MacOSXの倍やん!」と驚きましたが、自分もVistaの環境を得たことをきっかけに、作ってみようかと思い立ちました。
パワーストーンは、前からOSX・XPアイコンとして作ろうと思っていたネタの一つでした。最大サイズにしてもきれいに見えるように、石の模様には気を配りました。自分で特に気に入っているのは「ラピスラズリ」です。ちなみに、作り始めてからMacOS10.5(Leopard)のアイコン表示の最大サイズが512*512だと知り、「また倍や!!」と思ったのですが、せっかくなのでVista向けに作った256*256の画像をMacOS10.5の最大サイズ表示のときに表示されるように、データとして入れておきました。MacOS10.5をお使いの方で、このアイコンセットをダウンロードされた方、よろしければどのように表示されているか教えていただけないでしょうか。私のOSは10.4で、10.5へのアップグレードは不可能なマシンのため、確認することができないのです。長年使ってきた「iMac DV+ Sage」というパソコンですが、ついに最新OSを使うことができなくなりました・・・(ToT)

今回のパワーストーンのアイコンですが、これは自分で石の模様を作ったうえで、ハートの立体型になるように形や陰影を調整して作ったものですが、出来上がってみると(自分で言うのもなんですが)本物らしく見えます。私は自分でもパワーストーンが好きで、時々見つめてはその石に見入ってしまうのですが、このアイコンもじっと見ていると、本物の石を見るときのように、その色や模様に見入ってしまえそうな気がしています。
私は、アイコンを作ることの一番の喜びは、こういうところにあると思っています。本物の石を作ることはできなくても、アイコンという形で「本物」を作ってしまえるということです。今回のパワーストーンはアイコンにしなくても実在しているものですが、例えば「熱々ピザで作ったフォルダ」とか、実際には絶対に存在しないものでも、リアルなアイコンとして描いてデスクトップに置けば、本当にあるもののように思えてくる・・・それは、デスクトップの上ではアイコンが「もの」として扱われているからじゃないかと思うんですが、そういう力がアイコンにはあると思うんです。ただの「小さい絵」だけではなく、アイコンとして存在することで、「もの」として存在する力を持つような気がしています。
ですから私は、ありえない「食べ物フォルダ」などを描くのが好きです。また、テーマに沿ってアイコンを作り、一つの世界を作るのも好きです。(例・・・東京1930、縁日へ行こう!など)
今回のパワーストーンは、偶然ですがバレンタインの季節に公開となりました。デスクトップに好きな石を置いて、恋の願掛け・・・なんていかがでしょうか。